taskerで乗車時にgoogle play musicをbluetooth経由で再生

androidにはtaskerという便利なツールがある。

400円程度の有料アプリではあるが、ロケーションやイベントを検知して自動的に処理を実行してくれる大変便利なアプリである。

例えば、GPSで仕事場の半径50メートル圏内に近づいたら自動的にサイレントモードに切り替え、50メートル圏外に出たら着信音をオンにするなんてタスクを組むことができる。

このtaskerを活用して、車に乗ったら自動的にgoogle play musicを再生しようというのが今回の記事である。
Amazon Musicとかでも大体同じ方法でできる。

この記事では、車のカーナビ等についているBluetooth機能を利用して、Bluetoothとペアリングされたら音楽再生タスクを実行する方法を解説する。

検索してくる方が期待しているであろう内容で、できないことを先にあげておく。
・特定のアルバムや曲、プレイリストを指定して再生する。
上記に関しては残念ながら出来ない模様。
予め、google play musicで再生したいプレイリストを開いたままにして、対象のプレイリストを再生することしかできない。
「再生ボタンを押せば音楽が再生できる状態」に予めしておく必要があるので注意。

では簡単にやり方を。
  1. 車のカーナビ等とスマホをペアリングしておく。
  2. Taskerで新規プロファイルを作成する。
    「State→Net→BT Connected」から接続したい機器とアドレスを選択
  3. NewTaskで新しいタスクを作成(もしくは事前にタスクを作成しておく)
  4. 「App→Launch App」でGoogle Play Musicを選択(たぶんPlay ミュージックで表示されているはず)
  5. ここが肝なのだが、Launch Appでアプリを起動した後、10秒ほどしないとアプリが完全に立ち上がってこない。立ち上がる前に次のステップの音量を上げるタスクを実行しても音楽の音量が上がらない。
    なので、「Task→Wait」を開き、10秒ほど待つタスクを追加する。
    個人的にはこれに気付くまで音量が変更できずかなりハマった。
    機器によっては起動タイミングが異なるので、自分の端末で試して最適な時間を確認してみることが大事。
  6. 「Audio→MediaVolume」でメディアの音量を上げる。お勧めはマックスまで音量アップ。音量調整は車側で行う。
  7. 「Media→Media Control」を開きCmdから「Play[Simulated Only]」を選択し、AppでGoogle Play Musicを選択。これが再生ボタンを疑似的に押す動作になる。
出来上がりはこんな感じ。
事前にサイレントモードのオフやおまじないで10秒待ちを入れている。
プロファイル
タスク


上記ステップで車のエンジンをかけてカーナビが上がってくれば、自動的に音楽を再生するという要求を満たせる。

また、車から降りた場合=カーナビの電源が落ちてBluetoothとのリンクが切れた場合のタスクを同じプロファイルに設定できるので、今度は音量オフ、「Media→Media Control」からStopボタンを押す、念のため「App→Kill App」でGoogle Play Musicを落とすというタスクを入れれば自動で音楽をOFFさせることができる。

TaskerはAndroidを使う上で超便利なツールなので、色々活用してみよう!

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