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1月, 2018の投稿を表示しています

それって偽装請負じゃないの?

偽装請負って知ってる? 偽装請負って言葉、一般的にはなじみがないだろうが、IT業界ではよく聞く言葉である。 なぜなら、偽装請負状態の職場が多いから! 当然違法なんで、訴えたら勝てるよ! IT業界(特にSIer)の働き方は大きく3つある。 請負 委託委任(SES契約とも) 派遣 大雑把に言えば、1と2は客が直接労働者に指示したらダメで、3は直接指示が可能。 1と2の人に客が直接指示したり、契約範囲外の業務やらせたりするは偽装請負。 https://www.mykomon.biz/keitai/giso/giso.html 「金払ってるから偉い」と思っているのか常駐SEを奴隷と思ってる人がなぜか多いんだけど、あんたらが出来ないっていう労務を提供してるだけなんだから勘違いも甚だしい。 それもこれもベンダーが客を甘やかしてなんでも言うこと聞いてきた結果だから、業界自体が悪いんだけど。 (甘やかしてきた経緯は こちら によくまとまってる。) 特に請負の場合、客に出社時間とかの指導されるいわれはないのだが、ダメなプロジェクトに限って「出社時間が遅いのは気がたるんどるせいだ!」とかいうダメな客がいるものである。 お前らがちゃんと決めんからスケジュール遅れてリカバリで遅くまで働いとんねん! ひどいところだと、社外から架かってくる電話に出ろとか言ってた会社もあったなぁ。 みなし制度って知ってる? 偽装請負が法的にアウトなのは当然だが、客側がなーんも知らないのでフツーに指示していることが多い。 ただ、 労働契約申込みみなし制度 ってのがあって、死ぬほど単純に言うと偽装請負状態になったら客がその人を直接雇わないといけなくなる制度である。 …まぁ、そんな偽装請負が横行してる企業に雇われたかぁないけどw コンプラ守れよクソ企業共 みなし制度も平成27年10月1日から施行されているので、もう2年は経つわけだが、まったく客側に浸透していない。なぜなら知らないし知る気もないから。 ただ、昨今コンプライアンスが厳しいので、知らなかったじゃ済まない問題のはずなのだが全然守られてない。 なぜかといえば、リンク先が赤いけど、 こんな感じ で握りつぶすのが常態化してるんだろうねぇ。 ベンダー側は社員に教育してるけど

JP1の定義をドキュメント化するjp1ajs2.jobdocが超便利

素晴らしいツール こちらの作者さん が作成されているJP1の定義からドキュメントのhtmlを生成するツールが超便利な件。 jp1ajs2.jobdoc https://github.com/mizukyf/jp1ajs2.jobdoc/ 必要とした経緯 JP1の標準で作成した定義を Excelに落とせるツール はあるのだが、なぜかJP1 Viewが入っている端末にExcelが入っていなかった。 (ちなみに、JP1用語だと定義を抜き出すのが「インポート」、定義を登録するのが「エクスポート」らしく大変ややこしい。) 見ようと思えば 定義ファイルの中身の記述が公開されている ので人力でも解析可能ではあるが、そんなのクソ面倒なので、誰か偉い人が作ってくれてるだろうと他力本願したところ、jp1ajs2.jobdocに出会った。 おすすめポイント 定義情報をjp1ajs2.jobdocに食わせると、html形式で解析対象配下のジョブ定義のパラメータをテーブル形式で表示してくれたり、マップもsvg形式で出力してくれる。 ブラウザがあれば定義情報とマップの両方を参照できるのが素晴らしい。 コード値に対応した日本語の説明文も出力してくれるので、わかりやすい。 また、これでドキュメント化しておけば、定義を確認するのにJP1 View開いて確認する必要がないので、JP1 Viewを見れない人に情報共有をしたり、自席で定義をサクッと確認したりするのにちょうどいいと思う。

Windowsでtalendの起動に失敗

WindowsのTalendが起動しなかった。 事象としては非常に単純で、64bit版を起動しようとしたのに、javaのパスが通っているのが32bit版だったから。 とりあえず環境変数のPATHを確認したところ、下記のパス配下にショートカットがあって、それが32bit版のjavaを指していた。 C:\ProgramData\Oracle\Java\javapath Talendが1.8系をサポートしているので、1.8系の64bit版を再インストールし、PATHの先頭にインストールディレクトリを持っていくとあっさり起動。 また、「C:\ProgramData\Oracle\Java\javapath」を確認したところ、インストールしたバージョンのJavaの実態に置き換わっていた。 なんか不思議な動きするなぁ…。