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5月, 2015の投稿を表示しています

vmware-appmonitorによるアプリ監視

VMware vSphereにVMware HAという機能がある。 HAとは ※判っている人は読み飛ばし推奨 HAというのがHigh Availabilityという英語の略で、高可用性と訳されるように、サーバに何かあってもコンピュータ上のサービスを継続して動かし続けるような仕組みのことを指す。 例えば、1台のパソコンにあんなデータやこんなデータを溜め込んでいたのに、ある日パソコンが壊れてしまい、どうしても見れないということがあったとする。 この場合、データを外付けHDDやNASに溜め込んでいて、もう一台パソコンがあれば、あなたのあんなデータやこんなデータは直ぐに見ることができる。 簡単に言えば、HAというのは外付けのディスクと予備のサーバを準備しておいて、メインのサーバが壊れた場合に、自動的にメインで使っていた外付けのディスクを予備のサーバにつなげて、予備サーバでサービスを継続する仕組みのことである。 貴方が新本格ミステリ好きならば、麻耶雄嵩の「翼ある闇」のアレを思い浮かべると判りやすいかもしれない。 簡単なHAの場合は2台で済むが、予備機の台数が多いほど信頼性が増すので、システムの重要度に応じて台数が増えていく。 外付けディスクと書いたが、家で使うようなUSBのディスクではなく、光ケーブルとかSASケーブルとかで繋がった、ゴッツいディスク装置にHDDを多重化していっぱい載せた、これだけでン百万~ン億円の世界のものを使用することが多い。 (最近(ここ数年)はソフトウェア的にディスク装置と同じ働きを行って安くしようという動きもあるが、まだ歴史が浅いので一般的ではない。 2018/09/19追記:ハイパーコンバージドインフラ等でSDSが一般的になってきた。今ならvSANでいいんじゃないだろうか。) また、サーバに関してもネットワークが途切れないよう、ポートが複数あるカードを複数載せたり、外付けディスクとの接続にしても経路を複数もたせたり、多少壊れても動くような余剰をもたせる(冗長化)。 どこまで冗長化するかというのは、どれくらい信頼性を求めるかということなので、「このシステムってどれぐらい止まっても大丈夫なんだっけ?」というのを予め決めておく必要がある。 間違っても一週間の停止が許容でき

picoretta買うた

いま話題沸騰中のスティック型PCのpicorettaを買った。 選定理由 ファン付きの製品も出回りはじめているが、「ゼロスピンドル」の方が故障個所が少ないだろうという思い込みからpicorettaを選定。 ディスプレイについて あんまりディスプレイの性能とか解像度にこだわりがないので、おうちの40型TV(ブラビア)に接続して大画面で使用中。 PCのディスプレイとTVではチューニングが違うんだ!という向きはHDMIのディスプレイを使えばいいと思うよ(-_-) 使用感 用途としてはvsphere clientを動かす、vncviewerとして使うためという、非常に一般的ではない使い方がメインだがなかなか快適に動作している。 ドライブの容量が足りないので、netgearのrn10400から200GBほどlunを切ってiscsiをマウントしてみた。 無線LAN経由でアクセスしているが、ダウンロードフォルダに使ったり、1080pの動画を再生する分にはストレスなく使えている。 ※その後やっぱりギガビットだろ!ということで有線化。IIJのipv6速度サイトで計測したら161Mbps出てるので、USB2.0の転送速度でも快適。 windows8.1 with bingなのでタブレットUIも使えるが、テレビに繋いでるのでデスクトップモードしか使っていない。ちょっと不憫。 8.1を初めて本格的に使ったが、アプリとデスクトップモードを画面を分割して表示できたり、慣れると意外に便利かもしれない。 リビングpcとしてはなかなか使えると思う。値段もお手頃なので、親のノートpcが壊れたら大画面で使えるこいつを買ってあげても良いかもしれない。 追記1 blu-rayドライブをつないでバンドルのwindvd10でBlu-rayを再生してみたところ、本体が熱くなってOSが落ちた。 Windowsのblu-ray回りは著作権保護関係がややこしいためソフトも…なのもあると思うが、Blu-ray再生用途にはイマイチの模様。 普通の1080p位の動画だと問題ないので、blu-rayの問題だと思われる。 追記2(2015/06/15) Picorettaにkindleを入れて、本やマンガを買ってテレビに表示させて読むのがなかなか良い。 田舎に引っ越して近くに本屋がない(あっても