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7月, 2015の投稿を表示しています

SIerが暇(な可能性が高い)時期

SIerが暇な可能性が高い時期について書いてみたい。 特に法人を相手にしてる、人月商売をやってるところの話である。 個人的な経験上、上半期、特に4月から6月あたりは暇してることが多い。 これは、年末から年度末に案件がカットオーバーする事が多いのでそれまでは要員の稼働率が高いのだが、4月からの新案件が受注できてない場合、4月から一気に暇になる為である。 企業の方も年末から予算取りを始めて、提案をSIerに出させ、新年度に予算を執行するので4月の頭から案件がきっちり立ち上がる事は少ない。 また、4月からシステムの要件を決めたりしてると、結局プロジェクトの始まりが夏頃になるので、指揮官クラスは提案で忙しいものの、夏までのソルジャークラスの社員の稼働率が低く、売上も上がらないということが起こるわけだ。 なので、発注者のみなさんは年度始めから六月くらいに開発案件入れてあげると喜ばれると思うよ? 会社によっては単価下げてくれるかもだ。(営業じゃないからわからんけど、稼働率はkpiの一部として重視してるとこおおいので。)

マッドマックス 怒りのデスロードはマスターピース

全世界でボンクラのハートを熱くさせている「マッドマックス 怒りのデスロード」。 ボンクラ映画ラブな小生も例外ではなくマッドマックスかぶれているので、簡単ではあるがその魅力を語っておきたい。 未開の民族のドキュメンタリーを見ているような前半 「荒廃した世界にて現人神:イモータン・ジョー様を中心に構築された社会を紹介するドキュメンタリー」を見ている気になるウォー・ボーイズたちの生態描写が物語にリアリティを与えている。 死ねば神の宮殿に招かれるという「来世利益」を追求した結果、ランサーもドライバーもガンガン突っ込んでいくわけであり、 独占的権力を持った新興宗教団体という解釈でみれば、あの団体は理解しやすい。 イモータン・ジョー様=ロックスター ウォー・ボーイズにとってのイモータン・ジョー様は、十代の若者にとってのロックスターみたいなもんだと思えば、ニュークスの心酔っぷりも分かりやすいのではないだろうか。 そう考えれば女ができて醒めるのも理解できる。 ヒューマンガス様も「ロックンロールのアヤトラ」であり、世界が荒廃したのがロックスター全盛期くらいだったと考えれば、「ロックスター=神」なのもあながち間違ってもない。 ロック少年だったおじさんにとって、ニュークスは感情移入しやすいキャラだ。 ちなみに、一作目のボスがイモータン・ジョー様を演じられておる。 「映画的」な物語展開 ハイオク血液の輸血袋のマックスさんと裏切り者のフュリオサさんが信頼関係を築いていく様がすばらしい。 お互いの技量を認め合い、ライフル射撃の際にマックスがフュリオサさんに肩を貸す展開が熱い。 「あんたもやるけど、射撃に関しては私のほうが上だから悪いけどやらせて」「最後の一発、悔しいがこいつの任せたほうが確実に当たる」という思いを一瞬のためらいで表現している、あの描写こそ背中を任せられる関係が出来上がっていることを示す場面であり、映画的な物語の語り口である。 (そして、その後のマックスの「マジか」という表情も素敵) 全体を通してセリフでの状況描写がほとんどなく、映像で語っている点がただのヒャッハー映画でないマッドマックスの魅力である。 大画面で楽しみたい「映画」 レンタルやオンデマンドで家で映画をみられる時代に、なぜわざわざ映画館に見に行くのか。 IMAXの宣伝文句で

アべンジャーズ2観た

アべンジャーズ2を観たのでざっくり感想。 ちゃんとした感想はいろんな方が書くだろうから、ちょっとうがった感想を書いてみる。 当然、傑作であることは間違いない。 1.アイアンマン~アべンジャーズ2は壮大なトニー・スタークの自分探し アイアンマンでギーク的な孤独から脱し、アイアンマン2では父親との関係を修復し、アべンジャーズで仲間を得てより巨大な存在に恐怖し、アイアンマン3で自らのアイデンティティーを再確認し、アべンジャーズ2でトラウマを克服する、そんな長い自分探し。 よく考えると、アベンジャーズ以外、大体トニーが悪いんじゃないだろうか。 ただ、社長は独善的な方が面白いので、次に出てくるシビルウォーに期待。 やっぱりスーパーヒーロー法案とか言い出すのかしら。 またキャップとイチャイチャするに違いない。 2.マリア・ヒル、スタークインダストリーズにトラバーユ いつの間にやらマリア・ヒルがスタークインダストリーズに就職していた。 ウィンターソルジャー見直したら、確かに最後の方で面接受けてた。 しかもめっちゃ足組んで喋ってた。あの人、絶対「御社!」とか言ってないわ。 3.ポール・ベタニー登場! ポール・ベタニーがスクリーンに登場である。 ポール・ベタニーの代表作といえば「レギオン」である。そう、ポール・ベタニーはミカエルなのだ! そう考えればあのシーンも納得。 4.ヴィブラニウム多すぎ問題 ヴィブラニウムについて、マーベルシネマティックユニバースでは以下の設定があったはず。 ・キャップの盾で使い切った。(キャプテンアメリカ:ファーストアベンジャー) ・トニーが新たに元素を作り出した。(アイアンマン2) ・・・あったはず。 なのに、鉱脈から掘り出してんじゃねぇか!しかもそこそこ豊富にあるよ! 何だろう、ジャーヴィスが元素のテストするのサボってたのだろうか?社長死にかけてたのに。 5.ブルース・バナー、マッドサイエンティスト説 なんかトニーに乗せられてウルトロン生み出した感じがあるけど、多分あいつノリノリでやってる。 よく考えたら、ブルース・バナーも自分の体で人体実験するようなマッドサイエンティストなのであって、実は大科学実験的な事をやりたいんだと思う。 トニーが物理化学とソフトウェア、ブルースが生化学と補完的な分野に