投稿

1月, 2016の投稿を表示しています

esxi6.0上のゲストOS(ubuntu 14.04LTS)でkvmを動かす際の設定(備忘録)

前提条件 ・ゲストOS(Ubuntu 14.04 LTS)上にAndroid Studioを入れて、エミュレータを動かすためにkvmを動かしたかった ・vSphere Web Clientなんて高価なものは使えない環境 ・sshでesxiに接続可能な状態になっている ・使用しているサーバのCPUはAMDのFX-8120。インテルでもきっと同じ ・BIOS側でAMD-Vを有効化済み ・ゲストOS側でkvmのインストールは完了している kvm有効化手順 KVMをゲストOSで使うためには、VT-xなりAMD-VなりをゲストOSのCPUが使えるようにする必要がある。 以下、ゲストOS上でKVMを有効にするための手順。 1.sshでesxiに接続して、/etc/vmware/configに下記を追加 vhv.enable = TRUE 2.下記コマンドを実行し、設定反映 # /etc/init.d/hostd restart (ここでvSphere Clientが落ちるが、稼動しているゲストには影響なし) 3.vSphere Clientに接続し、対象となるゲストの設定を開き、「オプション」タブの「CPU/MMU 仮想化」を選び、 一番下の「Intel VT-x/AMD-Vを命令セット仮想化に使用し、Intel EPT/AMD RVIをMMU 仮想化に使用」を選択。 4.ゲストOSを起動し、kvm-okコマンドを実行。下記のように表示されたらkvmが有効になっている。 $ sudo kvm-ok INFO: /dev/kvm exists KVM acceleration can be used 4の表示が出たら、Android Studioでエミュレーターが無事起動。