esxi6.0上のゲストOS(ubuntu 14.04LTS)でkvmを動かす際の設定(備忘録)
前提条件
・ゲストOS(Ubuntu 14.04 LTS)上にAndroid Studioを入れて、エミュレータを動かすためにkvmを動かしたかった・vSphere Web Clientなんて高価なものは使えない環境
・sshでesxiに接続可能な状態になっている
・使用しているサーバのCPUはAMDのFX-8120。インテルでもきっと同じ
・BIOS側でAMD-Vを有効化済み
・ゲストOS側でkvmのインストールは完了している
kvm有効化手順
KVMをゲストOSで使うためには、VT-xなりAMD-VなりをゲストOSのCPUが使えるようにする必要がある。以下、ゲストOS上でKVMを有効にするための手順。
1.sshでesxiに接続して、/etc/vmware/configに下記を追加
vhv.enable = TRUE
2.下記コマンドを実行し、設定反映
# /etc/init.d/hostd restart
(ここでvSphere Clientが落ちるが、稼動しているゲストには影響なし)
3.vSphere Clientに接続し、対象となるゲストの設定を開き、「オプション」タブの「CPU/MMU 仮想化」を選び、
一番下の「Intel VT-x/AMD-Vを命令セット仮想化に使用し、Intel EPT/AMD RVIをMMU 仮想化に使用」を選択。
4.ゲストOSを起動し、kvm-okコマンドを実行。下記のように表示されたらkvmが有効になっている。
$ sudo kvm-ok
INFO: /dev/kvm exists
KVM acceleration can be used
4の表示が出たら、Android Studioでエミュレーターが無事起動。
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