pogoplugによるデッドスペースを活用したプライベートクラウドファイルサーバ
Pogoplugという存在
pogoplugという製品(&サービス)があります。
これは、pogoplugデバイスというハードウェアに外付けの記憶媒体(HDDとかUSBメディア)を挿すと、その容量がネットワーク経由で使えるようになるというものです。
(最近はデバイスよりもクラウドの方に力を入れてるっぽいけど。)
今風に言えば、オンプレミスでプライベートクラウドでイケイケな奴です。
スマホ社会到来に伴うPogoplugの重要性
発売当初、面白そうだなーと思いつつ、まぁ外から繋ぐこともないしな〜なんて思い、購入は控えておりました。
が、ここ2年ほどのスマホの台頭でdropboxなんかを使ううちに、自分で思い通りに容量を使えるものがあれば便利だなーと思った時に、こいつの存在を思い出しまして、安くなってるpogoplugクラシックを店頭で購入。
(どーせネットワーク経由で使うものだから、USB2.0のHighSpeedの転送速度が出れば十分だという割り切りもある)
家庭内のデジタル機器設置スペースの悩み
ただ、こういったものを立てたりしてるので、デジタル系のものを置く場所が手狭になってきており、なるべくなら邪魔にならないところに置きたいと考えました。
そこで、家の中で下記の条件が満たせる場所と方法を考えることにしました。
・LANケーブルの敷設が必要のない方法
・空きスペースの有効活用
・普段は目につかない場所に置く
画期的なデッドスペースの利用法
その結果がこれだ!要は洗濯機の上につっかえ棒(耐荷重20kg)を渡して、そこにpogoplugとHDD(1TB)を固定してしまったわけです。
ちょっと長めの結束バンドと針金を使って、pogoplugとhddを固定しています。
LANに関しては、PLCという電気の配線を使って通信する物を使って接続しています。
(昔からあるPanasonicのこれ買ったあとに、理論値240Mの製品が出始めてちょっと悔しいのですが)
親機側をエアコンと同じ場所に挿してますが、エアコンの電源が入っていても50M以上出ている(とPLCの機能で計測すると表示される)ようなのでLTEの回線速度くらいは十分でている感じ。
コンセントがLANとして使えるっていうのは、やってみると衝撃的。
伝説のトイレサーバーとかにも使える気がする。
運用実績および使用感
お家が賃貸なので、壁に穴を開けられないという制約からつっかえ棒になったわけですが、意外に耐震性もあるようで、今のところ最大震度4を経験済ですがびくともしてません。最初はバケツにpogoplugとHDDを突っ込んでいましたが、黒い悪魔Gの住処になるのも嫌なので宙吊りに変えてみました。(絵的にはバケツのほうが面白かったのですが。)
↓がバケツの時代。4ヶ月ほどこの状態で運用しましたが、特に不都合ありませんでした。
じゃあpogoplugで何をやっているかというと、音楽データの再生がメインとなっております。
pogoplugのandroidアプリで音楽が再生できるので、お家の中でタブレットから再生してイヤホンやbluetoothスピーカーで聴いています。
電波の安定しているところなら、モバイル回線経由でも十分再生が可能で、一人寂しく残業するときに、スマホから再生してみましたが、途切れることなく音楽が楽しめました。
※参考までに、エンコードは256kbpsのAAC(itunesでエンコード)。8764曲 59Gほどありますが、曲リストなんかもすぐに表示されます。
パケットを気にしなければ、テザリングで100M程度の自炊PDFファイルをタブレットに落として読むことも一応可能です。(時間はかかるけど)
その用途には別にサーバが立っているので利用していませんが、dlnaサーバとしても使えるので、pogoplug内のデータをps3などから再生することも可能です。
お察しの通り、plcをわざわざ使うなど無駄な投資が発生しておりますがw、「いいの、楽しければ!」で締めさせていただきたいと思います。
旧型ポゴプラグ
新しい奴
PLCアダプタ
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