ダークナイトライジングのクリーンスレート
ダークナイトライジングでクリーンスレートというアイテムが出てくる。
ネット上からまずい情報を自動的に消してくれるプログラムで、キャットウーマンが自分の過去の犯罪歴を消して人生をやり直すために欲しがっているものだ。
劇中では存在しない扱いとなっているが、ブルースが後半でサラッと渡しているので、バットマンが偶然持っててなんだかな~というサイトがあるのだが、あれに関してはちゃんと伏線が張られてる。
まず、クリーンスレートを開発していたという会社をウェイン産業が買収したという話が出てくる。
ウェイン産業の取締役であるダゲットはクリーンスレートが欲しくて買収したのだが、蓋を開けてみればそんなものは存在しなかったということなのだが、ホントになかったのか?
犯罪者の過去を消せるようなものをバットマンが見過ごすはずはない。ブルースが買収の裏で秘密裏にクリーンスレートを接収したというのがシナリオであろう。
なので、バットマンがクリーンスレートを持っているのは劇中の情報から考えるとおかしくはないのだ。
クリーンスレートの効果でキャットウーマンの犯罪歴を消し去ったことで、ラストにブルースとセリーナが穏やかに暮らしていることを示唆するシーンが描かれてるので、実は重要なアイテムではあるのだが、まぁ実質マクガフィンだよね。
ただし、あの状況で一体どこからUSBメモリにクリーンスレートを書き出したのかというのは疑問が残る。多分バットケイブのサーバーにやばいプログラム溜め込んでたんだろうけど。
追記
クリーンスレートで情報消しても無駄という意見もあると思うけど、ググって犯罪歴が出てきたり、監視カメラの顔認証システムや入国審査で犯罪歴がバレないようになるだけでもだいぶ生活はしやすくなる。
クリーンスレートは忘れられる権利について言及しているものだと個人的には解釈している。
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