brand-xのフレーム(HTデカール版)で組んでみた

Brand-Xの激安フレーム購入

Wiggleで販売しているbrand-xの激安ロードフレームを購入。オランダからはるばる送られてきたようだ。
 フラジャイル!

brand-Xのロゴ
 フレームと…
 フロントフォークがセット!
 このフレーム、「RD-01」という名前なのだが、どうもウッカリさんがマウンテンフレームの「HT-01」のデカールを貼っちまったらしく、通常よりも値引きされて更に激安になっているのである。
 フォークはちゃんとRD-01のデカール。
 なんかヘッドに落書きがある。you?
 基本的にはOUTFEELの部品を流用し、コストを抑えてクロスバイク風にする計画だったが、いろいろサイズが違ったので追加購入することに。

シートポスト周り

シートクランプはシートポストの太さが違ったので流用できず。
こちらのシートポストとシートクランプを使用。
シートクランプは34.9㎜。

シートポストは31.9㎜だった。


相変わらずBBを外すのに一苦労

スクエアテーパーのBBを流用しようとするが、死ぬほど固着しており外すのに一苦労。そういえば1年ほど前に外そうとして諦めたことがあったことを今更思い出す。

CRE-556浸透作戦と秘密兵器ステンレスパイプでモンキーレンチを延長してテコの原理で何とか外す!パイプが若干曲がったよ…。
やはり中が錆びていた。
 何とか抜けた後のBB。謎の中国製。パークリで洗浄後、そのまま流用。

ヘッドパーツ周り&下玉押しで苦労する

ヘッドパーツを抜いて部品抽出。

とりあえずヘッドパーツ周りをはめてみてそれなりにOKそうだったが…これってインテグラルヘッドじゃん!と思い至り、パーツを変更することに。
下玉押しをはめたのが裏目に出る…。
 

 ヘッドパーツをTANGEのシールドベアリングの物に変更。角度は45度で大丈夫。

 一回はめた下玉押しを外すのに苦戦して塗装をはがしてしまう…orz。元々の塗装は綺麗なのでご安心を。(後でタッチアップペンで目立たなくした。)
カッターの刃を押し込んで最初にはめた下玉押しを外し、新しい下玉押しをマイナスドライバと金槌でじわじわ嵌める。(良い子は下玉押しを嵌める工具もしくは塩ビパイプを使いましょう。)
下玉押しと下のベアリングを装着。
フロントフォークを挿入
上側のベアリングを装着
カバーを装着。
出来上がりの見た目。

アウター受けにアジャスティングバレル装着

 ほかの購入した方があまり言及していないが、ディレイラーのアウターケーブル受けにネジ穴が切られているので、インデックスアジャスティングバレルを嵌める。


フォーク切断&プレッシャーアンカー装着

アヘッドステムを固定するために、通常はフォーク内にスターファングルナットという部品をぶち込むのだが、まっすぐ打ち込める自信も道具もないので、今回はプレッシャーアンカーという部品で代用。
TANGEのヘッドパーツにスターファングルナットも付属しているので、やろうと思えば後々交換可能。

頭のところはTANGEの物と交換。

コラムを切るための最終兵器、パイプカッター!
アヘッドステムを装着して、大体の位置を決める。
パイプカッターを嵌めてくるくる回す。ヘッドパーツをネジで絞めてフォークを引き上げるので、線より5㎜程度下を切る。
カット後。ちなみに、今回使うプレッシャーアンカーが落下防止のために上部がコラム外径と同じ円周の輪っか状になっており厚みがあるため、5㎜では足りず追加でカットした。
プレッシャーアンカーを挿入して、アーレンキーで締め上げる。プレッシャーアンカーが内部で広がって、コラム内で固定される仕組み。
アヘッドステムとスペーサーを付ける。
ここにトップキャップを嵌めて、フロントフォークを引っ張り上げる。
(写真追加)

バンド型のフロントディレイラー装着

ディレイラーとフロントギアはOUTFEELで使っていたAltusの物を流用する計画だったが、フロントディレイラーを交換することにした。

交換前(左)と交換後(右)
なんで変えたかというと、装着した際にシートチューブとタイヤの隙間が狭かったから。
タイヤは25Cのツーキニストなので、28Cくらいまでは履けそう。
交換前。スペースがない。
交換後。スペースに余裕がある。

ブレーキレバーとシフター周り

シフターはラピッドファイヤの3速/8速を流用。シフトケーブルを交換しようとして、どこから外すのか分からず分解しかけたが、側面のネジパーツを外して抜き取ればよかった。

うっかりブレーキケーブル間違えてロード用の買っちゃってた!
ロード用と一般的なブレーキはタイコの形が違うのである。

急いで100円ショップに走ってママチャリ用ブレーキワイヤー調達。アウターはロード用に付いてた黒いブレーキアウターケーブルを使用する。
両方後輪用だが、長さが違うだけなので気にしない。
Clarisのブレーキレバーにブレーキケーブルを嵌める。
このブレーキレバーはVブレーキも引けるが、キャリパーなのでキャリパー用の設定にしておく。


タイヤ周り

(写真を後ほど追加)
タイヤは鉄下駄ことWH-R501にツーキニスト25Cを履かせて、8速のリアスプロケットを装着したものを流用。


ブレーキについて

(写真を後ほど追加)
このフレーム、泥除けを装着することができるらしいが、そのためブレーキはロングアーチの物を使用することが推奨されている。

とりあえず試しにTIAGRA BR-4700を付けてみたところ、前輪は余裕、後輪はぎりっぎりリムに当たる感じだが、タイヤには干渉しないので大丈夫そう。BR-4700が51㎜のアーチで28Cまで対応してるからセーフな感じかな?

フロントフォーク側の穴が長いのでTIAGRAに付属していた一番長い枕頭ナットを使用した。


出来上がりと試走した感想

フラットハンドルかつ片足スタンドを追加して、クロスバイク風に仕立てた。
とりあえず20kmほどポタってみたが、思ったより軽くて乗り心地もいいというのが正直な感想。街乗り用途にとどまらず、本格的なロングライドにも耐えられそうである。
FELTのロードと比べても重量に遜色がないように感じる。

フレームの値段は安かったが、パーツや工具を買ってると結局それなりのお値段になってしまった。(当ブログは「楽しければいいの!」がモットーなので気にしない)

同じフレームを使って完組されている物が4万円くらいで売られているので、安いロードが欲しければそっちを買ったほうがお得。やはりスケールメリットはデカい。

私のようにフレームから1台組み上げる経験をしたいという人には勇気を出しやすいお値段なのでお勧めです。

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