Netgear WAX610に無線LAN APを更改

なんとなく無線LAN APを更改したので顛末を記載する。

無線LAN APを更改したくなる

無線LAN APをなんとなく更改したいなーと思って製品を選定し始める。

元々使っていた無線LAN APがWHG-NAPG/Aで、特に製品の機能や通信速度に不満はなかったのだが、製品の発売が2011年、買ったのが確か2012年ごろなのでそろそろ10年選手。

その間にセキュリティもWPA3が出てきたり、WiFi6が出てきたりとそろそろ新しいのを調達してもバチは当たらないだろうということで、お手軽な値段の無線LAN APを探してみることに。

製品選定基準

更改するにあたっての無線LAN APの要件は以下。
逸般の誤家庭気味な要件なのは気にしない。
  1. 無線LANが使える
  2. 2.4GHz、5GHzが飛ばせる
  3. ルーター機能は不要。アクセスポイントとしての機能のみ。
  4. tagVLANを読める
  5. SSIDが複数切れる
  6. 有線LANインターフェースが1gbps以上
1,2は昨今の無線LANとしては当然な条件だが、3番目から逸般の誤家庭感満載になってくる。

3番目はお家に別途ルーターが存在しており、ブロードバンドルーター+無線LANの製品は不要なためAP単独機能のものでよい。

4、5番目は、自宅環境でいくつかVLANを切っているので、インターネットに直接接続できるセグメント用のVLANと、家庭用セグメント用のVLANをそれぞれSSIDに割り当てて飛ばしたいため必須。

6番目に関しては、NetgearのXS512EM(10Gマルチ)を買ったのにあんまり使ってないので2.5Gbpsくらいの有線LANインターフェースを持ってる製品が使いたいから。

という要件とNetgearラブな拙者のバイアスによりNetgear WAX610をチョイスすることにした。


有線LANポートが2.5Gbpsでお値段も2万円台前半というところが決め手。
(PoE+のハブがないのでアダプタを買う必要はあったが…。)

開封の儀

注文して翌日には届いたので早速開封。


白くて四角いやつ。

壁掛けグッズも同封。

電源供給用のアダプタ。
PoEじゃなくてPoE+が必要だが、出力が落ちてもいいならPoEでも動くらしい。

LANケーブルとACアダプタを接続!

2.5Gbpsで認識!(右側だけ光ってたら2.5Gbps)
スイッチ側からも2.5Gで認識できていることを確認

設定について

設定については、NetgearのInsigthアプリから実施する。

設定の際にNetgearのアカウントと紐づけておけば、サポート登録も一緒に行われるのでアカウントを持っていない人はついでに作っておこう。

前に使っていたSSID名とパスワード、tagVLAN IDを設定すれば一通り設定完了。

Webインターフェースもあるので、一通り設定が終わったらスタンドアローンモードにすることも可能。
外部からアプリ経由で設定出来るのがなんとなく嫌な人はスタンドアローンモードにすれば精神衛生上良いかも。
デフォルトはDHCPなので、とりあえず固定IPを振っておく。

NTPサーバはデフォルトでNetgearのNTPサーバが設定されているので基本は変更不要だがお好みのNTPサーバがあれば変更してみてはいかがだろうか。

感想

VLANの勉強をしてた時代にVLANを切ったり読めたりする製品を色々揃えた結果、無駄に高性能な無線LAN APが必要になっているわけだが、欲しい機能が全部揃ってそれなりに安いので割と良い買い物だったと思う。

次は10Gのインタフェースに対応した製品の価格がこなれてきたら交換する感じかな?

10Gマルチギガスイッチがほしい方はこちらをどうぞ!
VLANの入門にはアンマネージプラススイッチがオススメ!

コメント

このブログの人気の投稿

ヤマダ電機の安心会員住所変更をした

JP1の定義をドキュメント化するjp1ajs2.jobdocが超便利

curlでADのドメインユーザーでプロキシを超える