HONDAのCMで「Somebody to love」が使われている件について

HONDAの車の宣伝でQueenの「Somebody to love」が使われている件について一言申したい。

歌詞の意味考えろ!と。

まぁ、そんなこと言ってたら無粋以外の何物でもないのだが、あれは孤独な漢の魂の叫びのような歌なのだ。それをファミリー向けの車のCMに使うとは一体何事か。

あの波乱の人生を送ったフレディーマーキュリー様が自分の一番お気に入りの曲だと仰っているところからも、ある意味フレディーの人生観が詰まっていると言っても過言ではない曲なのである。

・歌い始め
each morning I get up I die a little
Can barely stand on my feet
毎朝起きるたびに少し死んでいく。自分の足で立つのもやっと。

・中盤
Everyday (everyday) - I try and I try and I try
But everybody wants to put me down
They say I'm going crazy
They say I got a lot of water in my brain
Ah, got no common sense
I got nobody left to believe in
毎日毎日試行錯誤の繰り返し
でもみんな僕を引っ張りおろそうとする。
みんな僕がおかしいっていうんだ。お前の頭には水が詰まってる!常識もない奴めって!
もう誰も信じられる人なんていない。
(訳は適当です。)

…といった具合で全編歌い上げられている曲なわけで、どう考えてもファミリー向けの車のCMに選ぶ曲じゃない。なんかCMに出てる家族が、「家庭内別居状態で毎日働き詰めで毎日毎日満員電車で揺られながら2時間通勤を頑張ってるのに娘からはお父さんの下着と一緒に洗わないでと言われ、奥さんからは粗大ごみ扱いされいつも家族から虐げられている旦那が神に救済を希っている」ようにしか見えなくなってくる不思議!(まぁいいすぎか)

ゴスペルっぽくてオシャレでみんな知ってる曲だからってので選曲するのはどうなのか。

そういえばFITのCMで「It's a beautiful day」を使っていたが、あれだって余命幾ばくもないフレディーが「美しい日だ、太陽は照り、気持ちが良い。そして誰も僕を止めることはできない。」って言ってる曲なのだ。とりあえずフレディーのバージョンだからまだいいけど。

と思ってぐぐってみたら、そう思っている人が他にもいた。

いい曲だから使いたくなる気持ちはよくわかるんだけど、一部のQueenファンには不評、ということで結論づけたい。

Somebody to love が入ってるCDはこれ!


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