ドラゴンボールエボリューションの感想

過日、クソ映画と名高いドラゴンボールエボリューションをついに鑑賞したので、感想をまとめる。

開始一分でわかる原作に合わせる気がない感じ

もう、一切ドラゴンボール原作の雰囲気がしないwww
鳥山明も公開当時「全然別のストーリーだと思って見ていただければ」という筈だわwww
しかし、これがあったから神と神でやる気出したらしいので、結果的には良かったのだろうか。

謎にバーストするタイヤ

同級生のいじめっ子たちの攻撃をかわして車をボコボコにしたあと、何故かタイヤがパンクする演出。何故だ!気か、気なのか!
吹き替えでみたからわからんけど、気は無線充電と同じでqi(チー)って発音してるんだろうか?

チョウ・ユンファが亀仙人なのはいかがか

チョウ・ユンファは男たちの挽歌とかグリーン・デスティニーに出てるけど、ジャッキーとかジェット・リーとかドニー・イェンみたいにカンフー出身なわけではないのだ。
個人的に武道の達人っていうイメージじゃない。

子分の産み方が若干オサレ

おしゃれに注射で血液抽出して、血液から手下を生み出す演出。オサレすぎてNG。

ポリコレキャラの登場

ポリコレ炸裂である。何あの人?ミスターポポなの?

チチが好みじゃない問題

チチの女優が典型的なアジアン顔なのがちょっと…。別の役で出てた関めぐみさんの方が良かったんじゃないかな?

復活のFの前フリ 

復活のFを先駆けてゴクウが銃で打たれる貴重なシーンが!

大塚芳忠さんええ声過ぎ問題

ピッコロの吹き替えが大塚芳忠さんで声すぎる。
指輪物語ドンピシャ世代なのでもうアラゴルンしか浮かばない!フォーフロドー!

取ってつけたような原作準拠

終盤になって初めてわざとらしく山吹色の道着着たし。じっちゃんの形見として手に入れてから着とけよ。
大猿になった!とおもったものの、ちょっと人間より大きいくらいのサイズ。人間踏み潰せるくらいのサイズだったらもうちょっとマシだったのに。

盛り上がらない最終戦

そう、我々はすでにマトリックスレボリューションズでドラゴンボール的な戦いを観ているのである。もーほんとにスピード感もないし派手さもない!6年前の映画に負けとる。

ブライアン・タイラーの無駄遣い

いろんな大作系のサントラを手がけるブライアン・タイラーを使うとは何たる無駄使い!

尖ったところがないので褒めも貶せもできない残念感

謎武術映画としてはっちゃけてたらまだ救いようもあったのだが、レモ第一の挑戦(第二の挑戦はない!)のシナンジュのように謎の動きでインパクトを残すでもなく、割と淡々と話が進んでいくのがねぇ。
金がかかってるから映像はそれなりに取れており、シャークネードなどのアサイラム映画のような突き抜けたところもないのである。
ユンファ出演作で縛ると、まだバレットモンクのほうが面白い。あれも大概だけど、あっちの方が作品として愛せる要素がある。

噂に違わぬクソ映画、一生に一回くらい、アタマ空っぽにして観てみるといい映画である。

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