macbook(Early2008)をSSDにしてLinuxをインストール

とっくにサポートの切れたMacBookを復活させる

Linux信者なのだが、macbook(macbook4.1 Early2008)を持っている。
VistaのPCが気に入らなくて、衝動買いで2008年頃に買ったものである。
だがしかし、どーもOSXの使い勝手に馴染めず、あまり触らず放置していたものである。

部屋に転がしとくのも何なので、Linuxをインストールしてやろうと思いつく。
せっかくなのでSSDにしてパフォーマンス改善してやろう!
ちなみに、後続の作業でMacbookのインストールディスクが必要になる場合があるので、できれば元のHDDは置いとくのがおすすめ。

SSD換装

ということでSSDを調達。Crucialの120GB。元のHDDが120GBだったので同容量である。
120GBで4000円しないのだからSSD安くなってるなぁ。
(…店舗で買ったのだが、Amazonだともっと安かったアルね…。)


分解するために必要な工具。精密ドライバーとトルクスドライバーのT9があればOK!

バッテリーを外し、ネジを3箇所外す。
(バッテリーは妊娠して膨れてパッドが押せなくなったので廃棄済)

外した状態。

ちなみに、はみ出てるレバーを引くとメモリが出てくる。
メモリは4GBに拡張済み。

左側に白いベロが隠れているので引っ張り出す。
 

ベロを引っ張り出すとディスクが出現。

ディスクの側面がトルクスドライバーが必要なネジ。

SSDに付け替える。

OSの準備

OSは10年保証のUbuntu18.04LTSにしてみる。
18.04LTSのISOを焼いて外付けBlu-rayドライブで起動してインストールする。
なんかディスプレイマネージャのバグか何かで物凄くLiveCDの起動に時間がかかるが、そういうもんだと思って諦める。
インストール後はサクサク起動するので気にしない。気にしない。
Core2Duoなので普通に64bit版でインストールできた。さすがはAMD64対応後のCPU。

Macbookを冒涜した結果


これを冒涜と言わずして何と言おうか。UnixからUnix系に格下げである。
(ちなみに、OSXは正式にUnixである。Linuxは認定されてないのでUnixではない。)

インストール後の追加作業ーカメラを使えるようにする

コチラを参考にMacBookのカメラであるisightのドライバをインストールする。
ただし、MacBookのディスク内にあるドライバが必要なので、MacBookのHDDをUSB接続して、/MacBook/配下にマウントする。

詳細は英語だが頑張って読もう。
https://help.ubuntu.com/community/MactelSupportTeam/AppleiSight

パッケージインストール後、再起動したらカメラが使えるようになる。

インストール後の追加作業ー耳障りな「パーン!」を消す

MacBookの嫌だったところの一つが、起動したときのファンファーレ(パーン!っていうあれ)である。
常々うるさいと思ってたので、消し方を探したところ見つかった。
ただ、OSX上でnvramの設定変更が必要なので、ディスクを換装する前にやっておくのがベターだが、OSXはUSB接続でも起動できるので、USB変換したディスクから起動して作業してもOK。
MacBookでターミナルを起動して、「sudo nvram SystemAudioVolume=%80」を実行。
%01にしたような気もするけど、%80にしてはる方が多いみたいどすえ。

マルチディスプレイもできる
こんな記事を書いていたが、MacBookにディスプレイを接続するケーブルがあれば、DVI-Dの出力ができるので、HDMIと変換するケーブルで繋げばHDMI出力が可能。
ときめかなくても置いておくと良いこともある。


 テレビに出力した結果。
今買うならこんなのだろうか。


やってみた感想

何だろう、Linux信者だからかSSDに換装してLinuxを入れたら凄くときめく感じがする。
やっぱりApple信者じゃないとOSXは触ってはいけないのである。

という冗談はともかくとして、SSDに換装することでディスクアクセス速くなるのでソレだけで快適である。
CPUがCore2Duo T8100 2.10 GHz2コアでメモリ4GBなので、今となっては微妙なスペックだがブラウザ使うくらいの用途であれば十分である。
また、タッチパッドが割と使いやすい。2本指タップで右クリックもできるし。
そうそう、右クリックがないのが受け入れられなかったんだよねぇ。

Linuxにして初めて、ハードの出来の良さを感じる結果となった。

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