テレワーク用のマイク・オーディオインターフェース

テレワーク時の音声入力環境

2020年の緊急事態宣言以降、テレワークを行うことになった。

テレワークを行うにあたって、マイクとヘッドホンは必須である。

※PCのスピーカーとマイクでWEB会議に出てる人がいるんだけど、キーボード打鍵音とかスピーカーの音をマイクが拾ってエコー発生したり(そもそもオーディオ設定のエコーキャンセル機能入れてなかったり)するので、最悪、音だけはイヤホンから出したほうが良いです。

開始当初はイヤホンマイクを使用していたのだが、筆者、声が通らない人間かつ声が小さい人間なので、「聞こえづらい」とか言われる事が頻発した。

そこで、在宅でテレワークする場合に、「音をよく拾って」、「音量を調整できる」環境を整えようと思い立った。


DTMに手を出した時代の遺産の活用(一部失敗)

筆者、ちょいとDTMなんてものに興味があって機材を揃えたことがあったので、「コレ流用すればいいじゃん!」と思ったのだが、1つ罠があった。

流用しようと思ったオーディオインタフェースUA-25EX

DTMで使用するオーディオインタフェースは、ギターとかマイクとかを入力する口が2つ以上付いていることが多い。


こういうタイプは、普通にPCにつないでマイクを挿してしゃべると、音が片側からしか聞こえないのである。

要はステレオ入力になっており、INPUTのそれぞれが左/右に割りあたっているため片側からしか聞こえないのだ。

DTMのソフト使うと、モノラルで両方から聞こえるように出来るのでコレは盲点だった。

ソフトウェア的にステレオ入力の音声をモノラルに変換すればなんとかなるのだが、お仕事に使うPCにソフト入れるのもなぁと思ったので、ハードで対応することにした。

マイクの流用にあたっての問題

また、よく音を拾うマイクについては、ダイナミックマイク(カラオケで使うようなハンドマイク)よりもコンデンサマイクの方が感度が高いので、DTM時代に買ったbehringer C-1を流用しようと考えたが、1つ問題がある。


コンデンサマイクは大体ファンタム電源というのに対応したオーディオインタフェースじゃないと使えないので、ファンタム電源に対応したオーディオインタフェースが必要になってくる。



1チャンネルのオーディオインタフェース購入

片側からしか聞こえない問題については、最初から1チャンネルしかないオーディオインタフェースを使えば、ステレオにならないので、1チャンネルのオーディオインタフェースを選ぶ必要があり、マイクを流用するためにはファンタム電源に対応している必要がある。

ということで製品を探したところ、ClassicProのCAI16Uが見つかった。

この手の機材については、安定のサウンドハウスさんで購入。
(アフリエイトはアマゾンを貼りますが…)
西日本(何故か徳島)に拠点ができてて、筆者在住地域への送付が早くなった気がする。

USB接続タイプで、音声入力、出力に対応している。

ちゃんとマイクのボリューム調整も出来るので、これで声が小さいとは言わせない!!

音量の調整ボタンがあり、このボタンでPC側の出力音量を調整できる。


イヤホンジャックにイヤホンを挿して音声出力。
ジャックの右下のボタンがファンタム電源のON/OFFを切り替えるボタン。


ヘッドホンのジャックの根元が太い場合、そのままではジャックに刺せなかったので、たまたま家に転がっていた入力を分岐させるケーブルを噛まして使っていた。

長時間ヘッドホンをつけていると耳が痛くなるのでカナル型イヤホンにしており、現状あまり意味はない。


電源を入れると、上部が青く光る。
青の状態はファンタム電源オフで、ダイナミックマイクを使う時はこの状態。

ファンタム電源を入れると、赤く光る。

ちなみに、CAI16Uの説明書はこの赤と青の状態の記載が逆になっているので注意(?)


XLRコネクタで接続する。
マイクアームとインタフェース、マイクを組み合わせた結果がこんな感じ。


構築後の使用感

手持ちの資産を流用しつつ、インタフェースを追加購入することで音声環境を整備できた。

整備後は音声に関して聞こえづらいと言われたことはないかな?
(ネットワークが原因で通信がプチプチ切れたりするのはまた別の問題)

コンデンサマイクは感度や高く指向性も広いので、生活音とか環境音を拾ってしまう難点もある。

その場合はダイナミックマイクのほうが良いので状況に応じて使い分けになるかな?

※弊宅には当然のようにダイナミックマイクも転がっている。

現時点で機材が全くない人は、USB接続タイプの音量調整可能なマイクを買えばいいと思う。
※当ブログは楽しければいいをモットーに無駄遣いをする運営方針です。😋

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